今日もボイスDEメッセージをお聞きくださり、ありがとうございます。
早速ですが、今日紹介したい聖書の言葉は、これです。
「人に見てもらおうとして、人の前で善行をしないように気を付けなさい。
そうでないと、天のお父様からは、本当の報いを受けることはできません。」
先週はオリンピックがありましたね。今まで以上に私も観戦しました!
私が印象に残っている場面、それはもちろん選手たちの活躍ですが、
ある種目で日本人選手がミスをして、競技が終わった後泣いていたところに一人の女性が駆け寄り、
声をかけ、泣いている選手にティッシュを差し出していました。
私はこの出来事がニュースにあがるまで知りませんでした。
そして、その人が一体だれなのか??探したところ、ドイツの理学療法士だったことが判明。
彼女は、選手たちの日頃の努力を知っていました。
泣いている選手を見て心が張り裂ける気持ちになり、ほっておけない、
理学療法士として当然のことをしただけ、と。
誰も気づかないところでの行動です。
誰かが見ている所ではちゃんとしているようにすることや、自分が良いことをしたなら、
それを認めてほしいし、知ってほしいというのが私たち人間かもしれません。
修学旅行に行った時、就寝の時になり、電気が消される。でも、誰かが話し始めると盛り上がってくる。
そこに、先生が登場して、寝たふり。皆さんはこのような経験がありませんか?
誰かが見ているからちゃんとするのか?
ちゃんとすることの意味を知っているからちゃんとするのか?
私は後者でありたいな、と思います。誰も見ていなくても自分の立場、役割の中で、
「ちゃんとする」そして、それが、誰かのための善行であればベストです。
理学療法士として当然のことをした、といったあの女性。
善行を当然のこととして行ないたいものです。
今週、誰も見てないところで何か良いことをしてみませんか?
神様は見てくださっています。 それではまたお会いしましょう。