先月あるアクシデントで左の鎖骨を骨折しました。
そこで気がついたことをいくつか述べさせていただきます。
今回骨折したのは左の鎖骨で、普段は何も意識しなくても動かせる左腕が、痛みで上がらなくなりました。
鎖骨は腕と肩甲骨の間でテコの働きをしているので、
折れると腕が動かせなくなることと普段無意識に動かせていることの不思議さと大切さに気付きました。
入院手術を経て、現在は毎週レントゲン撮影で骨の状態を見ています。
誰かから「骨折した骨だけポコっと交換出来たらいいのに」と言われたこともあり、
レントゲンではでは骨しか写らないのでそのようにも思いましたが、
実際の身体は骨の周りに 神経が通い、筋で結ばれ、血管が通い隙間無く埋められていますので、
人が思うほど簡単に交換出来るようなものではない不思議にも気付きました。
もう一つの不思議は、折れた骨が時間と共に治ることです。
今回手術でプレートを埋めましたが、これは骨折箇所を固定するだけで、折れた骨が元通りになるのは身体の治癒力でしか実現しません。
私はITの世界で働いており、AIや人工知能が華やかですが、
プログラムの障害が完全に自動で治ったりすることはあり得ず、
必ず設計者が設計した通りに動きます。
私たちの世界に組み込まれている、この治癒力は想像出来ないほどの不思議であり、
創造主である神様の恵みと改めて気づきました。
(香芝チャペル TMさん)