「好きだ!」シリーズ第2弾!「私は沖縄のソーキそばが好きだ!」
事務所が沖縄・那覇市にあって、その責任者でもあるので、
もう12年ほど前からはほとんど毎月来ており、ほぼ「うちなんちゅうー」のつもりで、
老後は宮古島に住んで、海を眺めながら「帰天」するのが夢です。
そんなこんなでソーキソバが好きになり、こちらにいる時はほぼ毎日食べています。
「そば」と言っても原材料は蕎麦粉でなく、小麦粉・食塩・かん水と、どちらかいうと中華麺のようです。
元々は、明治時代中期以後に、那覇の前之毛(上之蔵町)で唐人の経営する店で出していたものが、
その始まりとも言われ、「沖縄そば」と一般的に呼ばれるようになったのは、戦後になってからです。
日本復帰後の1976年(昭和51)、公正取引委員会は、公正競争取引規約により、
蕎麦粉を30パーセント以上混合していない沖縄そばを「そば」と表示することはできないとしたんですが、
すでに地域に親しまれている「そば」の呼称の存続を求めて沖縄生麺協同組合が運動を展開した結果、
1978年(昭和53)10月17日、「生めん類の表示に関する公正競争規約及び公正競争規約施行規則」別表での
名産、特産、本場、名物等の表示で、公正取引委員会から「本場沖縄そば」の商標登録が正式に承認されました。
それで、この日を記念して、1997年(平成9)に、10月17日を「沖縄そばの日」としたそうです。
店によっては、麺の種類も違いますが、やっぱり味の決め手は出汁やろうね。
豚骨をベースにしながらもカツオの風味が豊かな出汁がいいですね。
ところで、皆さんは10月16日が何の日かご存知ですか?
「世界食料デー」と言います。
この日、世界の食の多様性や食べられることの豊かさを確認するだけでなく、
その対極におられる、貧困と飢餓に苦しむ人々を覚え、共に生きられる世界を目指して、
私たち一人ひとりがアクションを起こす機会となるようにと、国連が定めた日です。
SDG'sの2番目にも挙げられる世界の解決すべき課題、「飢餓をゼロに!」を本気で取り組みたいと願います。
人が生きる最低限の必要である「食・糧」を得ることのできない方々が世界人口の11%、8億人以上も存在する現実に、
「生きててよかった!」と言える人生が、私たちだけでなくすべての人々が共有できるために、
「分かち合う生き方」が私たちの日常から起こされますようにと願います。
さて、私たちには何ができるでしょう?
「飢えた者に心を配り、苦しむ者の願いを満たすなら、
あなたの光は闇の中に輝き上り、あなたの暗闇は真昼のようになる」(旧約聖書イザヤ58章10節)
▼「孤独のサラメシ・・・沖縄料理編」
▼「2021年WFD世界食料デー講演動画『Imaginationコロナ禍の向こう側』」
▼「2021WFD テーマ動画 |『ZEROになるまで』」