皆さんこんにちは。
今日もボイスdeメッセージをお聴きくださり、ありがとうございます。
さて、もう4月も終わりに近づき、本格的に春らしい気候になり、
春を象徴する植物や生き物もよく目にするようになりましたね。
このような自然を見たとき、また、自分の立場や与えられている物を見た時、
皆さんはどんなことを考えるでしょうか。
それに満足しているでしょうか、
それとも、私はもっと上に行けるはずだと向上心を働かせているでしょうか。
聖書に出てくるダビデ王はこんな詩を歌っています。
「あなたの御手のわざを人に治めさせ 万物を彼の足の下に置かれました。
羊も牛もすべて また野の獣も 空の鳥 海の魚 海路を通うものも。
主よ 私たちの主よ あなたの御名は全地にわたり なんと力に満ちていることでしょう。」
ダビデは、羊飼いのお父さんの元で生まれ育ち、その仕事を引き継いでいました。
ダビデはそのような仕事をしていた自分が、神によって王にされたことに驚き、
私は何者なのでしょうという言葉と一緒にこの詩を歌っています。
私たちは学校や家族、仕事の中で、自分がどういう立場であるか、
どのように役に立っているかを考えることがあります。
そこにいる意味を考え、見つけることで自分の存在価値を確かめるのです。
人はそれぞれ、神によって役割が与えられています。
みんなが同じ家族でもなければ、同じ学校に行っているわけでもありません。
みんながお父さんになれるわけでもなければ、学級委員長ができるわけでもありません。
それぞれが、自分だけの場所に、自分だけの役割をもって存在しているのです。
そして、私たちはそれを、神様が造られた世界を見ても知り、考えることができます。
今週も、神様があなたに与えてくださった役割を考え、その役目を果たすことができますよーに。