「神が建てられた家庭」

『また、神である主は言われた。「人がひとりでいるのは良くない。わたしは人のために、ふさわしい助け手を造ろう。」』(創世記2章18節)

 

5月や6月は、家庭のための月だと言えます。

5月に子どもの日、母の日、6月に父の日があります。

私たちに父母と子どもたちを与えてくださった神様の恵みを常に感謝しましょう。

6月は神様が建てられた家庭について学びます。

 

1.神様が家庭(夫婦)を定められました。

天地創造の時、神様はご自分が造られたすべてのものをご覧になり、「見よ、それは非常に良かった」と言われました(創世記1:31)。

特に人を造られる前に

「人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。こうして、・・・彼らが、すべてのものを支配するようにしよう」

と言われました(創世記1:26)。神様は、人には特別な使命を与えられました。

それは、神様が造られたすべてのものを支配することです。

しかし、人がすべてのものを支配するために、人がひとりいるのはよくないと思い、神様は特別に人には家庭を定められました。

それは、まさに夫婦です。家庭は、まず夫婦関係を通して建てられるのです。

夫婦の間に子どもたちが与えられ、孫が与えられ、子孫を残し、世界の歴史は継続され、すべてのものを支配することができるのです。

家庭は、神様が建てられた素晴らしい祝福です。

 

2.神様が家庭のために助け手を造られました。

人にはふさわしい助け手が必要です。

ひとりでいるのは良くないからです。

人は様々な助けがなければ生きることができない、足りない、弱い存在だからです。

神様は、人(アダム)のためにふさわしい助け手を造り、人のところに彼女を連れて来られました。

その時に人は、自分に一番ふさわしい助け手を見て素晴らしい告白をしました。

「これこそ、ついに私の骨からの骨、私の肉からの肉。」(創世記2:23)

人は助け手を見て自分のからだと表現し、彼女と自分を一体化しました。

実際にアダムとエバは一体となりました。アダムとエバの出会いの後、聖書には次のみことばが書いてあります。

「それゆえ、男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである。」(創世記2:24)

 

私たちは、自分にふさわしい配偶者と一体となって互いに助け合い、

愛し合い、支え合いながら人生を歩む時、私たちは幸せな家庭を形成することができます。

私たちの家庭は神様が建てられた祝福の源です。

現在、皆さんの家族、一人一人は幸せな家庭で祝福され、祝福を分かち合う人生を歩んでいますか?

祝福を分かち合うことは、私たちの家庭に与えられた神様の使命です。

私たちは祝福された者として主の素晴らしいことを全地に知らせながら、幸せな人生を歩んで参りましょう。

(河 車奉)

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