「主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたすべてとともにありますように。」
コリント人への手紙 第二 13章13節
交わりの制限?
100年に一度の世界的パンデミックという時代に私たちは生かされています。
「交わり」がこれほどまで世界的規模で制限された時代は戦後かつてなかったことだと思います。
顔と顔を合わせて会話する事や同じ場所にいる事が避けるべき事柄になるとは、思いもよらないことでした。
ですが、「交わり」の点で以前と大きく違うのは、リモートで、顔を見て、祈りあったり、
話しあったり、笑いあったり、交わりができるということです。
新型コロナに打ち勝つために「対面の交わり」や人流を抑制しつつも、主の教会をこの地に広げていく宣教の使命達成の為には、
知恵と力をご聖霊からいただき、きよい交わりに、取り組まなければなりません。
私たちが、神様とのきよい交わりを築き続けるため、従来の方法だけでなく、礼拝・婦人会・祈祷会や、
様々な交わりをリモートで実践できることは、神様が私たちにくださった賜物です。
神様との交わりを優先する!
神様との交わりを優先できているでしょうか。(Ⅱコリント13:13)
私たちが、改めて大切にしなければならないことは、きよい交わりを大切にできているかということです。
クリスチャン以外の方々と交わるのも大事ですが、その前に、私たちがきよいものとされ続けていなければ、
交わって同一化してしまう様ではいけません。
私たちはご聖霊様を通して、神様ときよい交わりを、他のどの人よりも、密に持つことができるようにしていただいています。
神様は、ずっと以前から私たちが神様とリモートではなく、内に住んで「交わる」ことができるように、
ご聖霊を内にお与えくださっているのです。(Ⅱコリント6:16)
私たちは、神様とのきよく豊かな交わりに入れていただいているのです。
神様と交わることを、助ける
この紙面をお読みの多くの兄弟姉妹は正しい選択を知っておられ、選択しておられると思います。
今、私たちができることは、交わりの選択を誤っている方や、そうなってしまいそうな方を助けるということです。
例えば、LINEやメール、電話、手紙などで連絡を取り合いながら、祈り励ましあいましょう。
そのために、私たち自身が、まず、どのような時代であっても、見えない神様とのきよい交わりを、
祈りとみ言葉の時を毎日しっかり持ち、イエス様の恵み、神様の愛、聖霊の交わりに満たされ続けて、保っていきましょう。
(向頭 源太)